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ギャップこそチャンス!【後編】

弊社はSCM(サプライチェーン・マネジメント)の領域では豊富なコンサルティング実績を誇っている。SCMは90年代の終わりに米国で練られた経営改善手法である。実はこの手法、80年代に日本車の輸出攻勢で大打撃を受けた自動車業界を何とかしようと、米国内でトヨタ生産方式を研究した結果生み出された手法である。つまり、米国が「模倣技術」に独自の「工夫力」と「考案力」を発揮して創造した産物であることは、あまり知られていない。オリジナルの発明者は日本なのである。
スライド3
SCMは顧客への提供価値を重視する。つまり「顧客第一主義」が原点。著者の志村さんは語る。実はこの商慣行は古くから日本にある商習慣であり、そこには顧客を「お客様」と敬称で呼ぶ日本的心情が働いている、と。つまり日本人のDNAには顧客第一主義が刻まれているのである。だから多くの日本企業で、SCM手法はミートするものと筆者は考える。
10年3月期の決算で、トヨタ自動車は黒字を確保した。リコールの逆風はあるがその過程でより強くなる可能性がある。「1%の成功は99%の失敗が支えている」と先人の言葉が鮮明に記憶に残っている。今年度GDPは中国に抜かれるが、1人当りに換算すれば日本のパフォーマンスは中国の10倍もある。ここまで頑張ってきた日本人。自信を持って愚直に進むことが逆風に挑む企業人には欠かせない。改革に成功する企業は「愚直にやりぬくポテンシャル・エネルギーが高い」ことを様々な経験から知ることができる。今そこに見えるギャップこそ、飛躍に繋がるなによりの機会と考える。


最後に、私たちは多くの企業でSCM改革を実践させて戴いた。そんな中から、最近のSCMの動向と題して、このたび雑誌『プラントエンジニアリング』7月号に取り上げて戴いた。興味のある方は、是非、ご一読して戴ければ幸甚です。スライド4
ギャップこそチャンス!<終り>

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経営改革、業務改革、現場改革、システム実現支援などの総合的なコンサルティングを提供しています。特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強みを持ち、SCM/CVM領域でのパイオニアとして認知され、また公益事業向けコンサルティングにおいても実績があります。

経営コンサルティング企業として、日本におけるSCM改革をリーディングしております。
また最近では、「X-Chain Mangement(エックスチェーンマネジメント)」という新しい経営手法を開発して、お客様の事業の成功に貢献しております。

【ホームページ】: http://www.jbc-con.co.jp/

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