みなさまの会社にとっての差別化【後編】
その時に考えていただきたいのは、「これまで、みなさまの企業は何をもって
して、顧客に選ばれて来たのか?」ということです。

今の顧客が価値を認めてくれているところは、必ずしも価格だけではなく、
今までのビジネスのやり方やサプライチェーン、商品のなかにあるのかも
しれません。たまたま、時代の流れでビジネスパートナーとして選ばれていた
のかもしれません。まずは、それを客観的に把握し、冷静な目で分析し、
さらに、それを社内で共通して認識することがスタートになります。
ここをよく整理しないでアクションを起こすと、業務の各機能がどんどん混乱、
疲弊し、がんばって活動したというのに状況は悪化することにもなりかねません。
そのためにも、一度、まっさらな目で社内外の流れを確認することをお勧め
します。そして、これらの情報が社内のこれからの共通認識として、アクション
に有効につなげるための下地になります。差別化はそこから何をどのように、
どうやって伸ばしていくのかの判断にかかっているのだと思います。

みなさまの顧客というのも、いわば、外部の人たちです。彼らは社内の
考え方と異なる見方をして、みなさまの会社を評価していることだと思います。
この客観性の確保こそが、みなさまの会社の真の差別化のポイントになる
のではないでしょうか?
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
http://www.jbc-con.co.jp/consultation01.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください
して、顧客に選ばれて来たのか?」ということです。

今の顧客が価値を認めてくれているところは、必ずしも価格だけではなく、
今までのビジネスのやり方やサプライチェーン、商品のなかにあるのかも
しれません。たまたま、時代の流れでビジネスパートナーとして選ばれていた
のかもしれません。まずは、それを客観的に把握し、冷静な目で分析し、
さらに、それを社内で共通して認識することがスタートになります。
ここをよく整理しないでアクションを起こすと、業務の各機能がどんどん混乱、
疲弊し、がんばって活動したというのに状況は悪化することにもなりかねません。
そのためにも、一度、まっさらな目で社内外の流れを確認することをお勧め
します。そして、これらの情報が社内のこれからの共通認識として、アクション
に有効につなげるための下地になります。差別化はそこから何をどのように、
どうやって伸ばしていくのかの判断にかかっているのだと思います。

みなさまの顧客というのも、いわば、外部の人たちです。彼らは社内の
考え方と異なる見方をして、みなさまの会社を評価していることだと思います。
この客観性の確保こそが、みなさまの会社の真の差別化のポイントになる
のではないでしょうか?
(おわり)
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みなさまの会社にとっての差別化【前編】
企業の業績向上策の一つとしてあげられることが多いのが差別化です。
差別化という言葉は、すでに一般的な言葉であるが故に、万能の魔法の
杖のように使われる怖い言葉です。

以前、法人向けの受注設計生産の機械部品メーカーで、差別化の名の
下に本腰を入れて社内で活動に取り組んだ結果、最終的には「低コスト」
や「うちはなんでもやります」というところを差別のポイントにしたという話を聞
きました。確かに最終的には安いコストで総合的に取引できれば、それは
大きな魅力です。しかし、これはこの企業にとっての本当に有効な差別化
なのでしょうか。

ウォルマートに代表されるチェーンストアでは、EDLP(エブリデイ・ロープライス)
やワンストップサービスなどの戦略があります。これらの戦略は前提として、
どこも同じようなものをだいたい同じ価格で取り扱っていて、顧客が複数拠
点を買い回りしないといけないということがあるので、いつも安く、一ヶ所で
全て買うことができるというのが大きなメリットになるというものです。先ほど
の会社のビジネスの形とこの戦略が合うかどうかはよくよく見極めておかない
といけません。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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差別化という言葉は、すでに一般的な言葉であるが故に、万能の魔法の
杖のように使われる怖い言葉です。

以前、法人向けの受注設計生産の機械部品メーカーで、差別化の名の
下に本腰を入れて社内で活動に取り組んだ結果、最終的には「低コスト」
や「うちはなんでもやります」というところを差別のポイントにしたという話を聞
きました。確かに最終的には安いコストで総合的に取引できれば、それは
大きな魅力です。しかし、これはこの企業にとっての本当に有効な差別化
なのでしょうか。

ウォルマートに代表されるチェーンストアでは、EDLP(エブリデイ・ロープライス)
やワンストップサービスなどの戦略があります。これらの戦略は前提として、
どこも同じようなものをだいたい同じ価格で取り扱っていて、顧客が複数拠
点を買い回りしないといけないということがあるので、いつも安く、一ヶ所で
全て買うことができるというのが大きなメリットになるというものです。先ほど
の会社のビジネスの形とこの戦略が合うかどうかはよくよく見極めておかない
といけません。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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組織の中の個にも関心を向ける【後編】
次にお聞きします。あなたは信念や信条をどのように自身に浸透させていますか?
先の例の方は、「自分自身を励ます言葉」は日々見直しているそうです。そして、
うまくいかない時や挫折しそうになった時に、その言葉を見るそうです。
私の場合は、就寝前に10カ条に触れることを日課にしています。また忘れ防止
対策として、メールのアラート機能で定時送信しています。メンテナンスの面では、
元日に成功や失敗体験を踏まえて10カ条を改定するようにしています。
後者の例は、少しやり過ぎかもしれませんが、一種の訓練と思い実践しています。

浸透という領域に魔法の杖は存在せず、一朝一夕にいかないことは、日頃からの
訓練で体に叩きこんでいく必要があると思うのです。
ところで、この浸透については、多くの企業の命題でもあります。
組織力強化や職場活性化など、組織全体に対する取組に力を入れていても、
“組織の中の個”に焦点をあてて、浸透のための訓練を施す取組は不足している
のが実際です。

これを機に“組織の中の個”にも関心を向けてみませんか。個の充実は、組織を
より高いレベルに押し上げてくれます。まず手始めとして、あなたの信念や信条を
明文化して自身に浸透させる訓練から始めてみることをお勧めします。
(おわり)
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先の例の方は、「自分自身を励ます言葉」は日々見直しているそうです。そして、
うまくいかない時や挫折しそうになった時に、その言葉を見るそうです。
私の場合は、就寝前に10カ条に触れることを日課にしています。また忘れ防止
対策として、メールのアラート機能で定時送信しています。メンテナンスの面では、
元日に成功や失敗体験を踏まえて10カ条を改定するようにしています。
後者の例は、少しやり過ぎかもしれませんが、一種の訓練と思い実践しています。

浸透という領域に魔法の杖は存在せず、一朝一夕にいかないことは、日頃からの
訓練で体に叩きこんでいく必要があると思うのです。
ところで、この浸透については、多くの企業の命題でもあります。
組織力強化や職場活性化など、組織全体に対する取組に力を入れていても、
“組織の中の個”に焦点をあてて、浸透のための訓練を施す取組は不足している
のが実際です。

これを機に“組織の中の個”にも関心を向けてみませんか。個の充実は、組織を
より高いレベルに押し上げてくれます。まず手始めとして、あなたの信念や信条を
明文化して自身に浸透させる訓練から始めてみることをお勧めします。
(おわり)
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組織の中の個にも関心を向ける【前編】
成功にも失敗にも必ず何らかの要因が存在しています。職業柄なのか成功
から学ぶことよりも失敗から学ぶことの多さを痛感していますが、何れにしろ、
成功や失敗の要因を深堀していくと、“組織の中の個”にも関心が向かいます。

「組織は戦略に従う」という言葉もある一方で、“組織の中の個”は、各人の
信念や信条に従い行動している部分も大いにあると思うのです。
あなたは仕事をする上での信念や信条をお持ちでしょうか。
例えば、コミュニケーション面でいうと、以下のようなものがありそうです。
・話し方:自分が喋るよりも相手に喋らせる
・諭し方:相手がすぐにYESと答えられる問題を選ぶ
・叱り方:まず自分の誤りを話してから相手を注意する
信念や信条といえば、当社のお客様に、「自分自身を励ます言葉」を信条として
抜き出している方がいらっしゃいます。

私の場合は、「生き方10ヶ条」なるものを保有しています。
実体験や愛読書を通じて原理原則に近いものを抽出し、10項目に絞りこんだ
ものです。
(余談ですが、10項目への絞り込みは非常に根気のいる作業でした。
「選択と集中」、「やらないことを決める」とは、本当に良くできた言葉だと感心
したものです。)
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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成功や失敗の要因を深堀していくと、“組織の中の個”にも関心が向かいます。

「組織は戦略に従う」という言葉もある一方で、“組織の中の個”は、各人の
信念や信条に従い行動している部分も大いにあると思うのです。
あなたは仕事をする上での信念や信条をお持ちでしょうか。
例えば、コミュニケーション面でいうと、以下のようなものがありそうです。
・話し方:自分が喋るよりも相手に喋らせる
・諭し方:相手がすぐにYESと答えられる問題を選ぶ
・叱り方:まず自分の誤りを話してから相手を注意する
信念や信条といえば、当社のお客様に、「自分自身を励ます言葉」を信条として
抜き出している方がいらっしゃいます。

私の場合は、「生き方10ヶ条」なるものを保有しています。
実体験や愛読書を通じて原理原則に近いものを抽出し、10項目に絞りこんだ
ものです。
(余談ですが、10項目への絞り込みは非常に根気のいる作業でした。
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したものです。)
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