美味しいビールを飲みながら、サプライチェーン・マネジメントを再考【7連載:その2】
■サントリーの開発したビールの美味しい注ぎ方・飲み方
まずは、ドラフトマスターである三輪利夫様と大野浩様からお聞きしたビールの
美味しい注ぎ方・飲み方を簡単にご紹介します。後述の【参考資料2】①や【参考資料2】②を見て頂くと画像もあり、イメージもしやすいと思います。
●ビールサーバーからの美味しい注ぎ方の手順
最初に美味しいビールの注ぎ方から、ご紹介します。
①グラスを傾けて、泡を立てずにグラスの7割くらいまで注ぐ。
②グラスを立てて、サーバーのレバーを逆側(向こう側)に倒して、泡を上に載せる。

この手順に従うと、ビールと泡の比率が7:3となり、泡もきめ細かく、見た目から
美味しそうなビールが出来上がります。
ここで重要なのは、「泡を上から載せる」というやり方です。日常よくやるように
ビールを注ぐ衝撃で泡を立てているのとは違うということです。衝撃で泡を作って
しまうと、ビール内の炭酸含有量が減少してしまいます。一方泡を載せる方法では、
ビール内の炭酸含有量が保たれる上に、しかも泡とビールの間に、スモーキー
バブルスという薄い膜ができます。これが蓋の役割をして、炭酸が抜けるのを防いで
くれるのです。以下の画像を見て頂くと、違いは歴然です。

◇美味しい注ぎ方と衝撃で泡を作る注ぎ方の比較
http://blog-imgs-48-origin.fc2.com/s/i/b/sibumi/re10246c.jpg
(次回へ続きます。お楽しみに!)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
http://www.jbc-con.co.jp/consultation01.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください
まずは、ドラフトマスターである三輪利夫様と大野浩様からお聞きしたビールの
美味しい注ぎ方・飲み方を簡単にご紹介します。後述の【参考資料2】①や【参考資料2】②を見て頂くと画像もあり、イメージもしやすいと思います。
●ビールサーバーからの美味しい注ぎ方の手順
最初に美味しいビールの注ぎ方から、ご紹介します。
①グラスを傾けて、泡を立てずにグラスの7割くらいまで注ぐ。
②グラスを立てて、サーバーのレバーを逆側(向こう側)に倒して、泡を上に載せる。

この手順に従うと、ビールと泡の比率が7:3となり、泡もきめ細かく、見た目から
美味しそうなビールが出来上がります。
ここで重要なのは、「泡を上から載せる」というやり方です。日常よくやるように
ビールを注ぐ衝撃で泡を立てているのとは違うということです。衝撃で泡を作って
しまうと、ビール内の炭酸含有量が減少してしまいます。一方泡を載せる方法では、
ビール内の炭酸含有量が保たれる上に、しかも泡とビールの間に、スモーキー
バブルスという薄い膜ができます。これが蓋の役割をして、炭酸が抜けるのを防いで
くれるのです。以下の画像を見て頂くと、違いは歴然です。

◇美味しい注ぎ方と衝撃で泡を作る注ぎ方の比較
http://blog-imgs-48-origin.fc2.com/s/i/b/sibumi/re10246c.jpg
(次回へ続きます。お楽しみに!)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
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美味しいビールを飲みながら、サプライチェーン・マネジメントを再考【7連載:その1】
先日、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が企画した
サントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)京都ビール工場での
見学会に参加しました。

それは丁度、サントリーの好調さが報道された時期でもありました。
米蒸留酒最大手ビーム社を買収したという記事や日経ビジネス2014年01月13日号で、
ザ・プレミアム・モルツのシェアが3位になったという記事が掲載された時でした
(【参考資料1】を参照のこと)。
この見学会には、ビールの生産工程の見学だけでなく、「ビールの美味しい
注ぎ方・飲み方」の講義も含まれていました。講義は、サンリーブ株式会社
のドラフトマスターである三輪利夫様と大野浩様による講演で、大変興味深い
ものでした。
本記事では、講義でお聞きした「ビールの美味しい注ぎ方・飲み方」を、自ら
の体験も含めてご紹介するとともに、このような美味しさの追求がサプライ
チェーン・マネジメント観点、あるいはビジネス観点から捉えなおすと、
どのような意義があるのかを考察してみたい思います。

【参考資料1】
日経新聞:サントリー、蒸留酒世界3位に 「ジムビーム」買収1兆6500億円で
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF1301E_T10C14A1MM8000/
サントリーホールディングス(食品飲料グループ) シェア逆転の真実
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20140108/257890/?ST=pc
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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サントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)京都ビール工場での
見学会に参加しました。

それは丁度、サントリーの好調さが報道された時期でもありました。
米蒸留酒最大手ビーム社を買収したという記事や日経ビジネス2014年01月13日号で、
ザ・プレミアム・モルツのシェアが3位になったという記事が掲載された時でした
(【参考資料1】を参照のこと)。
この見学会には、ビールの生産工程の見学だけでなく、「ビールの美味しい
注ぎ方・飲み方」の講義も含まれていました。講義は、サンリーブ株式会社
のドラフトマスターである三輪利夫様と大野浩様による講演で、大変興味深い
ものでした。
本記事では、講義でお聞きした「ビールの美味しい注ぎ方・飲み方」を、自ら
の体験も含めてご紹介するとともに、このような美味しさの追求がサプライ
チェーン・マネジメント観点、あるいはビジネス観点から捉えなおすと、
どのような意義があるのかを考察してみたい思います。

【参考資料1】
日経新聞:サントリー、蒸留酒世界3位に 「ジムビーム」買収1兆6500億円で
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF1301E_T10C14A1MM8000/
サントリーホールディングス(食品飲料グループ) シェア逆転の真実
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20140108/257890/?ST=pc
(次回へ続きます。お楽しみに!)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
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変化を受け入れ飛躍する【後編】
現在のように非常に変化の速い時代に対応し、物やサービスを提供するうえでは
『変化を受け入れ対応することが出来るビジネス』が飛躍しているのだと思います。

言うことは簡単ですが非常に難しいお客様満足度向上とは、自社が出来
ることだけに拘るのではなく変化を受け入れ、新しい物やサービスを提供し、
新市場を切り開いていくことが重要ではないでしょうか。
新市場開拓を検討する際、客観的に自社を捉える事が重要になります。
その手法の一つにコンサルタントの導入が挙げられます。
しかし、日本ではまだまだコンサルタントを入れている企業も少ないのが現実です。
コンサルティング業界の動向を見るとアメリカの20~30分の1程度の市場です。

近年はアベノミクス効果か、円安基調に日経平均株価も上昇し、国内景気も
回復傾向になりコンサルタント導入企業も増加しております。
このような中で、ビジネスの方向転換に第三者の意見としてコンサルタントを
どのように取り入れ利用していくかということも、スピードを持って変化していく
鍵になるのではないでしょうか。
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
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『変化を受け入れ対応することが出来るビジネス』が飛躍しているのだと思います。

言うことは簡単ですが非常に難しいお客様満足度向上とは、自社が出来
ることだけに拘るのではなく変化を受け入れ、新しい物やサービスを提供し、
新市場を切り開いていくことが重要ではないでしょうか。
新市場開拓を検討する際、客観的に自社を捉える事が重要になります。
その手法の一つにコンサルタントの導入が挙げられます。
しかし、日本ではまだまだコンサルタントを入れている企業も少ないのが現実です。
コンサルティング業界の動向を見るとアメリカの20~30分の1程度の市場です。

近年はアベノミクス効果か、円安基調に日経平均株価も上昇し、国内景気も
回復傾向になりコンサルタント導入企業も増加しております。
このような中で、ビジネスの方向転換に第三者の意見としてコンサルタントを
どのように取り入れ利用していくかということも、スピードを持って変化していく
鍵になるのではないでしょうか。
(おわり)
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変化を受け入れ飛躍する【前編】
4月というと新入生や新社会人、人事異動など社会的に変化の大きな時期ですね。

それに伴い、様々な期待や不安、思惑やうわさが飛び交います。そんな中、
皆さんは何を考え、どのように取組まれるでしょうか。
期待やときめきに溢れ取組む方、不安やうわさに振り回され動きが鈍ったり、
停滞する方など色々いらっしゃると思います。多くの場合は、根本的に自分
中心の思考に陥ってしまう、または、変化を嫌うがあまり新しいことを
受け入れ難いということではないでしょうか。
特にビジネスでは、基本の基の字である『お客様が満足することは何か』と
いう重要なポイントをないがしろにしていないでしょうか。

『何を提供することがお客様の満足度につながり貢献できるのか』ということが
当たり前すぎて見落としているのではないでしょうか。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
http://www.jbc-con.co.jp/consultation01.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
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それに伴い、様々な期待や不安、思惑やうわさが飛び交います。そんな中、
皆さんは何を考え、どのように取組まれるでしょうか。
期待やときめきに溢れ取組む方、不安やうわさに振り回され動きが鈍ったり、
停滞する方など色々いらっしゃると思います。多くの場合は、根本的に自分
中心の思考に陥ってしまう、または、変化を嫌うがあまり新しいことを
受け入れ難いということではないでしょうか。
特にビジネスでは、基本の基の字である『お客様が満足することは何か』と
いう重要なポイントをないがしろにしていないでしょうか。

『何を提供することがお客様の満足度につながり貢献できるのか』ということが
当たり前すぎて見落としているのではないでしょうか。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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意外と単純!? ~銅メダルへのトレーニングは目的の再確認から~【後編】
実際にその時までに実施されていた練習メニューを紙に書いて、「持久力を
養う」「スピードをつける」「技術を上げる」の3つの目的別に分けてみると、
「持久力を養う」ものばかりということが判明しました。

ご本人も驚かれていましたが、早速、専門家の助言をもとに「スピードをつける」
ための具体的な練習方法を作り上げて、実践されていました。
それから厳しい練習を繰り返し、前回のバンクーバーパラリンピックでは
ロシア勢に表彰台を独占されましたが、今回は見事銅メダルを獲得する
という結果を生みだすことができました。
久保選手のような世界で活躍されている一流選手でさえも、目的と手段が
一致しないことがあり、自分では気付かないものです。
企業活動では、様々なステークホルダーが存在し、組織のなかでもそれぞれ
の立場があり、目的と手段が複雑に絡み合っています。そのような環境では、
絶えず目的は何か、そのための手段として正しいか、実施した結果は目的を
どこまで達成したかを共有し、見つめ直すことが目的達成への近道であり、
企業が継続して繁栄していくための重要な仕掛けではないでしょうか。

まずは、ご自身の目的と手段、結果が一致しているのか自己診断してみては
いかがでしょうか。また、組織が複数あり、複雑になっているものについては、
第三者の目で診断して頂くことを推奨します。
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
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養う」「スピードをつける」「技術を上げる」の3つの目的別に分けてみると、
「持久力を養う」ものばかりということが判明しました。

ご本人も驚かれていましたが、早速、専門家の助言をもとに「スピードをつける」
ための具体的な練習方法を作り上げて、実践されていました。
それから厳しい練習を繰り返し、前回のバンクーバーパラリンピックでは
ロシア勢に表彰台を独占されましたが、今回は見事銅メダルを獲得する
という結果を生みだすことができました。
久保選手のような世界で活躍されている一流選手でさえも、目的と手段が
一致しないことがあり、自分では気付かないものです。
企業活動では、様々なステークホルダーが存在し、組織のなかでもそれぞれ
の立場があり、目的と手段が複雑に絡み合っています。そのような環境では、
絶えず目的は何か、そのための手段として正しいか、実施した結果は目的を
どこまで達成したかを共有し、見つめ直すことが目的達成への近道であり、
企業が継続して繁栄していくための重要な仕掛けではないでしょうか。

まずは、ご自身の目的と手段、結果が一致しているのか自己診断してみては
いかがでしょうか。また、組織が複数あり、複雑になっているものについては、
第三者の目で診断して頂くことを推奨します。
(おわり)
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