意外と単純!? ~銅メダルへのトレーニングは目的の再確認から~【前編】
ソチオリンピックが閉幕し、余韻に浸っていると(最近では○○ロスというのかも
しれないが)、すぐにソチパラリンピックが開幕されました。その開幕前に
なんとなくテレビをみていると、ソチパラリンピックでバイアスロンの日本代表の
久保恒造選手の練習風景が映っていました。

バイアスロンは、冬の場合、クロスカントリースキーとライフル射撃を
組み合わせた二種競技で、スピード、スタミナと共に、息を切らした中で
10メートル先にある僅か直径15ミリメートルの的を撃ちぬく射撃の腕が
求められるようです。
テレビのなかで、パラリンピックでメダルを取るために、久保選手はライバルと
自分を比較して、不足しているスピードの強化を課題として挙げていました。

そこで、スポーツ科学を研究する専門家のもとを訪れ、自分の練習を一から
見直されていました。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
「サプライチェーン競争力強化」についてはこちらから
http://www.jbc-con.co.jp/consultation01.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください
しれないが)、すぐにソチパラリンピックが開幕されました。その開幕前に
なんとなくテレビをみていると、ソチパラリンピックでバイアスロンの日本代表の
久保恒造選手の練習風景が映っていました。

バイアスロンは、冬の場合、クロスカントリースキーとライフル射撃を
組み合わせた二種競技で、スピード、スタミナと共に、息を切らした中で
10メートル先にある僅か直径15ミリメートルの的を撃ちぬく射撃の腕が
求められるようです。
テレビのなかで、パラリンピックでメダルを取るために、久保選手はライバルと
自分を比較して、不足しているスピードの強化を課題として挙げていました。

そこで、スポーツ科学を研究する専門家のもとを訪れ、自分の練習を一から
見直されていました。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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五輪メダリストのプロセス【後編】
また、ワールドカップや世界選手権といった国際大会で戦いながら課題を見つけ、
その課題をクリアしていくプロセス「Return」も欠かせない。

これら4つの実行プロセスを4年というインターバルの中で実行していく。
オリンピックの本番にピークにもっていく為には、入念な計画と状況に応じた計画の
見直しが必要となる。
これは「Plan」のプロセスである。
さらに、実行プロセスや計画プロセスにおいて、常に自分のパフォーマンスや
体調を管理し、外部環境や競技ルールへの対策も怠らず、ライバル選手の動向を
ベンチマークして、といったマネジメントのプロセス「Enable」の存在も大変重要である。

筆者は、アスリートの世界でもビジネスのサプライチェーンと同様に、Plan,
Source, Make, Deliver, Return, Enable といった一連のプロセスが存在し、
それらの卓越さがメダリストの共通点であると考える。
ビジネスの世界でもアスリートに学ぶ点は多い。
(おわり)
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その課題をクリアしていくプロセス「Return」も欠かせない。

これら4つの実行プロセスを4年というインターバルの中で実行していく。
オリンピックの本番にピークにもっていく為には、入念な計画と状況に応じた計画の
見直しが必要となる。
これは「Plan」のプロセスである。
さらに、実行プロセスや計画プロセスにおいて、常に自分のパフォーマンスや
体調を管理し、外部環境や競技ルールへの対策も怠らず、ライバル選手の動向を
ベンチマークして、といったマネジメントのプロセス「Enable」の存在も大変重要である。

筆者は、アスリートの世界でもビジネスのサプライチェーンと同様に、Plan,
Source, Make, Deliver, Return, Enable といった一連のプロセスが存在し、
それらの卓越さがメダリストの共通点であると考える。
ビジネスの世界でもアスリートに学ぶ点は多い。
(おわり)
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五輪メダリストのプロセス【前編】
ソチ・オリンピックの開催期間中、当たり前であるが、毎日メダリストが誕生した。

メダルを獲得できた選手、残念ながら手が届かなかった選手、それぞれに
ドラマがあり、それぞれのドラマには共通のプロセスが存在する。
メダリストへのインタビューでよく聞かれるのが「まわりへの感謝」の言葉。
どんなに優れたアスリートでも、自分一人の力だけではオリンピックの舞台に
立つことすらかなわない。
「まわりへの感謝」は外部のサポートを受ける「Source」のプロセスがしっかり
できていたことの証である。

アスリート達はストイックなまでに日々鍛錬を積み重ね、オリンピックの舞台で
戦える心・技・体を作る。
戦えるレベルの心・技・体がなければ話にならないし、そもそも代表選手には
なれない。
これは自分を作り上げる「Make」のプロセスに他ならない。
多くのサポートを受けながら、心・技・体を極限まで磨き上げて、本番でその実力を
発揮する。
そして世界中の観客に感動を届ける。
想像を絶するプレッシャーの中でこれができるか、最後は「Deliver」のプロセスに
かかってくる。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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ドラマがあり、それぞれのドラマには共通のプロセスが存在する。
メダリストへのインタビューでよく聞かれるのが「まわりへの感謝」の言葉。
どんなに優れたアスリートでも、自分一人の力だけではオリンピックの舞台に
立つことすらかなわない。
「まわりへの感謝」は外部のサポートを受ける「Source」のプロセスがしっかり
できていたことの証である。

アスリート達はストイックなまでに日々鍛錬を積み重ね、オリンピックの舞台で
戦える心・技・体を作る。
戦えるレベルの心・技・体がなければ話にならないし、そもそも代表選手には
なれない。
これは自分を作り上げる「Make」のプロセスに他ならない。
多くのサポートを受けながら、心・技・体を極限まで磨き上げて、本番でその実力を
発揮する。
そして世界中の観客に感動を届ける。
想像を絶するプレッシャーの中でこれができるか、最後は「Deliver」のプロセスに
かかってくる。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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数字って一人で歩くもの?【3連載:その3(最終回)】
8.組織間で、情報が行き来しなくなる。

9.マネジメント組織は、各組織から微かに漏れ伝えられる「数字」のみを頼りに、
その数字の意味はともかく、見栄えよく報告書フォーマットに落とし込むことが
仕事になる。
10.そのようにして作成された報告書が上層部へ報告され、上層部は現場の
実態を把握しないまま報告内容を鵜呑みにする。
11.しばらくしてから各組織は、知らぬ間に都合よく数字が使われて波紋が
広がっていることを知り、その火消しに追われる。
12.これに懲りると、はじめから火種を作らないよう心がけ、組織の殻に閉じこもる。
13.「数字が一人歩きする!」と頑なに数字を出さない行動をとる。
と、こんな感じてある。
これを何度か繰り返すと組織がそれを学習して、「適切なタイミングで意味のある
真の数字を報告しない」文化が形成されるのである。まさに最悪の状態である。

それでは、この文化を打破するためには何をすべきか?
答えは単純明快である。意味のある数字を適切なタイミングでオープンにして、
その意味を説いてまわる努力を怠らない。この当たり前のことを継続することである。
最初のうちは数値に対して誤解を与えるかもしれないが、まったく気にする必要はない。
この文化を変えるためには、それを正していくプロセスそのものに大きな価値がある。
そこにはコミュニケーションが生じ、組織を越えた仕事が発生する。
それに伴って本当の意味でのマネジメントが機能しだすからである。
数字は決して一人では歩かない。マネジメントの機能不全によってそう感じるだけである。
ならば、数字にそれらが持つ意味を帯同させて、自らの手で積極的に歩かせようではないか。
(おわり)
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弊社HP掲載:http://www.jbc-con.co.jp/consul_service/pdf/STC02.pdf
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仕事になる。
10.そのようにして作成された報告書が上層部へ報告され、上層部は現場の
実態を把握しないまま報告内容を鵜呑みにする。
11.しばらくしてから各組織は、知らぬ間に都合よく数字が使われて波紋が
広がっていることを知り、その火消しに追われる。
12.これに懲りると、はじめから火種を作らないよう心がけ、組織の殻に閉じこもる。
13.「数字が一人歩きする!」と頑なに数字を出さない行動をとる。
と、こんな感じてある。
これを何度か繰り返すと組織がそれを学習して、「適切なタイミングで意味のある
真の数字を報告しない」文化が形成されるのである。まさに最悪の状態である。

それでは、この文化を打破するためには何をすべきか?
答えは単純明快である。意味のある数字を適切なタイミングでオープンにして、
その意味を説いてまわる努力を怠らない。この当たり前のことを継続することである。
最初のうちは数値に対して誤解を与えるかもしれないが、まったく気にする必要はない。
この文化を変えるためには、それを正していくプロセスそのものに大きな価値がある。
そこにはコミュニケーションが生じ、組織を越えた仕事が発生する。
それに伴って本当の意味でのマネジメントが機能しだすからである。
数字は決して一人では歩かない。マネジメントの機能不全によってそう感じるだけである。
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