「コンサルタント」の使い方【後編】
■解き方を教えないコンサルタント
近年のコンサルタントは、何かしら会社から与えられた手法を用いて、インプットすると
答え(解決策)が出てくる。その答えを加工して、企業の問題解決策として提案している。
そんな気がします。
また、その答え(解決策)のみを求め、それを受け取り、実行するだけで満足している企業
も多いのではないでしょうか。

企業は、コンサルタントが出した解決策がどのように導き出されたのかを知ることなく、
解決策だけを受け取る。学校の「先生」で言えば、生徒に問題の解き方を教えることなく、
答えだけを教えるのと同じです。
結局、次の問題が出てきた時に、何も解き方が分からないので、またコンサルタントを
使うことになる。
■いつかはコンサルタントから離れるべき
私は常に「コンサルタントは先生たれ!」という意識を持つようにしています。
偉そうにするとか、「先生」と呼ばれたいということではありません。
私を使ってくれる企業に対して、ただ単に解決策を提案するのではなく、その解決策の
導き方、それに関する知識なども合わせて提供する。結果として、企業の方々がその後、
自らが問題を解決できるようになる。つまり「先生」という意識で企業の方々と協働で
問題解決に当たり、解決策を導くように心がけているということです。

企業もいつまでもコンサルタントを使う訳にはいかないでしょう。
そのためにも、提供できる能力を持ったコンサルタントを活用し、
得られるモノを得て、真にコンサルタントから離れる。
コンサルタントのこんな使い方はいかがでしょうか。
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
弊社HP掲載:http://www.jbc-con.co.jp/consul_service/pdf/STC02.pdf
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
困ったときはここ!「 ビジネス解決の玉手箱」
http://www.jbc-con.co.jp/consulting/index.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください
近年のコンサルタントは、何かしら会社から与えられた手法を用いて、インプットすると
答え(解決策)が出てくる。その答えを加工して、企業の問題解決策として提案している。
そんな気がします。
また、その答え(解決策)のみを求め、それを受け取り、実行するだけで満足している企業
も多いのではないでしょうか。

企業は、コンサルタントが出した解決策がどのように導き出されたのかを知ることなく、
解決策だけを受け取る。学校の「先生」で言えば、生徒に問題の解き方を教えることなく、
答えだけを教えるのと同じです。
結局、次の問題が出てきた時に、何も解き方が分からないので、またコンサルタントを
使うことになる。
■いつかはコンサルタントから離れるべき
私は常に「コンサルタントは先生たれ!」という意識を持つようにしています。
偉そうにするとか、「先生」と呼ばれたいということではありません。
私を使ってくれる企業に対して、ただ単に解決策を提案するのではなく、その解決策の
導き方、それに関する知識なども合わせて提供する。結果として、企業の方々がその後、
自らが問題を解決できるようになる。つまり「先生」という意識で企業の方々と協働で
問題解決に当たり、解決策を導くように心がけているということです。

企業もいつまでもコンサルタントを使う訳にはいかないでしょう。
そのためにも、提供できる能力を持ったコンサルタントを活用し、
得られるモノを得て、真にコンサルタントから離れる。
コンサルタントのこんな使い方はいかがでしょうか。
(おわり)
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「コンサルタント」の使い方【前編】
■コンサルタントは「先生」なのか
コンサルタントは、名前に「先生」を付けて呼ばれることがあります。
弊社の中では、今ではお互いを「さん」付けで呼び合いますが、
数年前は「先生」を付けて呼び合っていたこともありました。
ところで、コンサルタントは「先生」なのでしょうか。

■「先生」とは何か
一般に「先生」は、生徒に対して学校で勉学を教える立場にあり、
生徒は学校で学ぶことにより知識を身に着けて、様々な問題の解き方を覚え、
次のフェーズ(学年)のより難しい問題を自ら解けるように努力する。
つまり、「先生」は「知識を与え、問題の解き方を教え、生徒自らが
問題を解決できるようにする立場にある」のだと思います。
コンサルタントを使う立場にある企業の方々は、様々なコンサルタントが存在する中で
「先生」を意識されているでしょうか。

つまり、企業は、コンサルタントから有用な知識を得て、企業の様々な問題の解き方を
身に付け、自ら解決できるような立場になろうとしているのか、ということです。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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弊社の中では、今ではお互いを「さん」付けで呼び合いますが、
数年前は「先生」を付けて呼び合っていたこともありました。
ところで、コンサルタントは「先生」なのでしょうか。

■「先生」とは何か
一般に「先生」は、生徒に対して学校で勉学を教える立場にあり、
生徒は学校で学ぶことにより知識を身に着けて、様々な問題の解き方を覚え、
次のフェーズ(学年)のより難しい問題を自ら解けるように努力する。
つまり、「先生」は「知識を与え、問題の解き方を教え、生徒自らが
問題を解決できるようにする立場にある」のだと思います。
コンサルタントを使う立場にある企業の方々は、様々なコンサルタントが存在する中で
「先生」を意識されているでしょうか。

つまり、企業は、コンサルタントから有用な知識を得て、企業の様々な問題の解き方を
身に付け、自ら解決できるような立場になろうとしているのか、ということです。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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初春に目標達成の原動力を考えてみました
またまた私事ですが、昨年からバイオリンなる楽器を始めました。
ひょんなことからお正月に開かれる合奏会に参加することになりました。
人前で楽器を弾かなければなりません。たいへんです。
ロクに練習する時間なんかありません。年末のお休みに入ってからが勝負です。
我ながら頑張りました。怠け者の私が頑張れたのはなぜだろうか不思議なくらいです。

もちろん、合奏会を成功させなければいけない、合奏ですからみんなに迷惑をかけては
いけない。それらは当然のことですが、本当は、少しはほめられたい、短期間で頑張ったねえ、
くらい言われたい。
自分が嬉しくなるような、ある種の目指す姿を描いていたことが原動力だったかと思います。
そういえば、私たちコンサルタントも企業の様々な改善活動で目指す姿の実現であるとか、
目標達成とかのお手伝いをさせていただいています。
はて、その時に、関係者の方々が動きやすくなるために、それらをどのようにお伝えして
いるだろうか?単に会社の目標だから、トップの指示だからと紋切り型に言ってはいないだろうか?
ふと考えました。
集団で何かを成し遂げるときには、一人ひとりの方にとってもそれが意味あることでなければ
人は動かないといいます。もちろん、私どもがお手伝いするテーマは企業を成長させることが
第一義ではありますが、企業として目指すこと、目標達成すること、そうしてそれらが
関係者の方々にとっても十分意味あるものであることを我々もよく考え、お話させていただく
ようなことを心がけなければいけないと考えた次第です。

さて、新しい年が始まりました。皆さんが今年目指すこと、目標は何ですか?
(おわり)
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人前で楽器を弾かなければなりません。たいへんです。
ロクに練習する時間なんかありません。年末のお休みに入ってからが勝負です。
我ながら頑張りました。怠け者の私が頑張れたのはなぜだろうか不思議なくらいです。

もちろん、合奏会を成功させなければいけない、合奏ですからみんなに迷惑をかけては
いけない。それらは当然のことですが、本当は、少しはほめられたい、短期間で頑張ったねえ、
くらい言われたい。
自分が嬉しくなるような、ある種の目指す姿を描いていたことが原動力だったかと思います。
そういえば、私たちコンサルタントも企業の様々な改善活動で目指す姿の実現であるとか、
目標達成とかのお手伝いをさせていただいています。
はて、その時に、関係者の方々が動きやすくなるために、それらをどのようにお伝えして
いるだろうか?単に会社の目標だから、トップの指示だからと紋切り型に言ってはいないだろうか?
ふと考えました。
集団で何かを成し遂げるときには、一人ひとりの方にとってもそれが意味あることでなければ
人は動かないといいます。もちろん、私どもがお手伝いするテーマは企業を成長させることが
第一義ではありますが、企業として目指すこと、目標達成すること、そうしてそれらが
関係者の方々にとっても十分意味あるものであることを我々もよく考え、お話させていただく
ようなことを心がけなければいけないと考えた次第です。

さて、新しい年が始まりました。皆さんが今年目指すこと、目標は何ですか?
(おわり)
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サプライチェーンの健康状態は?
あけましておめでとうございます。
本年も本ブログをご愛読頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
---
私事ですが、久々に健康診断を受けてきました。
日頃から身体を労わっているとは言い難い当人からすると、
健康診断は一大イベントです。

当日は緊張の連続でしたが、幸い結果は良好でした。
なお当然ながら、毎年受診していなかった点について、
お医者様から厳しく指導されたことは言うまでもありません。
さて当社はSCMのパイオニアとして、その概念や方法論、
具体策を提供してきました。
SCMの概念は一般的に浸透してきたようにも思えます。
しかしまだ多くの企業では、組織的な動きとしての
SCM活動に至っていないのも現状です。
・サプライチェーン全体を俯瞰した問題が列挙されない
↓
・改善や改革が限定的となり、十分な成果が期待できない
↓
・設計、調達、生産など個々のプロセスの部分最適化で終止
↓
・サプライチェーンの全体効率が向上していない
ここで、本日お伝えしたいことは、
「まずはサプライチェーンの健康状態を知る」ことです。

冒頭の健康診断の話ではありませんが、言わずもがな、
現状把握(≒健康診断)は改善・改革の“出発点”です。
社内のプロジェクトチームを組むもよし、外部の知見を頼るもよし、
とにかく現状把握にむけて行動し、出発点へと駒を進めましょう。
最近は、現状把握からであれば・・・と、行動に移す企業も増えました。
貴社のサプライチェーンが強化されて、
より一層の成長を遂げることを願うばかりです。
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
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私事ですが、久々に健康診断を受けてきました。
日頃から身体を労わっているとは言い難い当人からすると、
健康診断は一大イベントです。

当日は緊張の連続でしたが、幸い結果は良好でした。
なお当然ながら、毎年受診していなかった点について、
お医者様から厳しく指導されたことは言うまでもありません。
さて当社はSCMのパイオニアとして、その概念や方法論、
具体策を提供してきました。
SCMの概念は一般的に浸透してきたようにも思えます。
しかしまだ多くの企業では、組織的な動きとしての
SCM活動に至っていないのも現状です。
・サプライチェーン全体を俯瞰した問題が列挙されない
↓
・改善や改革が限定的となり、十分な成果が期待できない
↓
・設計、調達、生産など個々のプロセスの部分最適化で終止
↓
・サプライチェーンの全体効率が向上していない
ここで、本日お伝えしたいことは、
「まずはサプライチェーンの健康状態を知る」ことです。

冒頭の健康診断の話ではありませんが、言わずもがな、
現状把握(≒健康診断)は改善・改革の“出発点”です。
社内のプロジェクトチームを組むもよし、外部の知見を頼るもよし、
とにかく現状把握にむけて行動し、出発点へと駒を進めましょう。
最近は、現状把握からであれば・・・と、行動に移す企業も増えました。
貴社のサプライチェーンが強化されて、
より一層の成長を遂げることを願うばかりです。
(おわり)
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