改革を成功に導く強いリーダーシップ!【後編】
「部下の心を動かすリーダーは、大きな夢と具体的な計画を語り、仕事に目的を与え、時には進んで危険を冒す人」と言われている。部下のために矢先に立って行動する上司に対して、部下は上司の心意気に感銘を覚え、その結果、部下は上司に報いるために難しい仕事にも挑戦する。これこそが理想の組織、チームあるいはプロジェクトの姿として、このドラマは映しだしている。

我々、コンサルタントは、日頃から多くの企業のリーダーを見てきている。コンサルタントに面会を申し込む企業のほとんどは、それぞれ、何らかの問題を抱え、コンサルタントの知識、経験を借りようとするが、実際のところ、コンサルタントの力だけで、その企業の問題を解決できることなど極めて稀なことだと考えて頂いたほうが
よい。
重要なことは、直面している様々な問題に対して真正面から向き合い、何とかしなければならないと思ったとき、成功した際に得られる大きな成果と同じだけ、否、それ以上の相反するリスクを背負っても、自分自身を含めたメンバー(部下や仲間)を率いていく強い意志があるかどうかということである。

これまでも多くの企業の改革を手伝ってきたが、そもそも、我々のようなコンサルタントの出番があるのは、こうした強いリーダーシップを持った改革責任者に出会ったときであり、我々にできることは、彼らの背中を押すぐらいの役割である。
(おわり)
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
弊社HP掲載:http://www.jbc-con.co.jp/consul_service/pdf/STC02.pdf
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
困ったときはここ!「 ビジネス解決の玉手箱」
http://www.jbc-con.co.jp/consulting/index.html
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bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください

我々、コンサルタントは、日頃から多くの企業のリーダーを見てきている。コンサルタントに面会を申し込む企業のほとんどは、それぞれ、何らかの問題を抱え、コンサルタントの知識、経験を借りようとするが、実際のところ、コンサルタントの力だけで、その企業の問題を解決できることなど極めて稀なことだと考えて頂いたほうが
よい。
重要なことは、直面している様々な問題に対して真正面から向き合い、何とかしなければならないと思ったとき、成功した際に得られる大きな成果と同じだけ、否、それ以上の相反するリスクを背負っても、自分自身を含めたメンバー(部下や仲間)を率いていく強い意志があるかどうかということである。

これまでも多くの企業の改革を手伝ってきたが、そもそも、我々のようなコンサルタントの出番があるのは、こうした強いリーダーシップを持った改革責任者に出会ったときであり、我々にできることは、彼らの背中を押すぐらいの役割である。
(おわり)
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改革を成功に導く強いリーダーシップ!【前編】
「やられたらやり返す、倍返しだ!」ご存知の方が多いだろうが、現在、放映中の某ドラマの決め台詞。ここ最近にはなかった高視聴率を獲得している。

ある評論によると、このドラマの魅力は、「主人公のキャラクター、人間性であり、真っ直ぐで、熱くて、正義感が強く、どんなに追い込まれていても、筋は通して、決めるときはバシッと決めるという姿から、ビジネスマン、特に管理職に求められるリーダーとしての資質、リーダーシップにある」と書かれていた。
言葉巧みに決断を求めて、後で何か問題が起きたら「決めたのは、そっちの方だろ!」と責任を逃れ、相手の所為にする。そういう誠意なき姿勢では、組織やチームにとって、あるいはプロジェクトにとって、いい仕事などできるはずがない。

このドラマの主人公のように、自らが進んでリスクを引き受ける姿勢が、相手や自分の周りの人々の気持ちを動かす。
また、この主人公は自分の部下に対しても同様、たとえトラブルやミスがあったとしても部下に押し付けることなく、部下がピンチの時は自分が矢面に立ち、リスクを一緒に背負うという姿勢が、組織やチームをひとつにまとめ、目指す方向に牽引していくリーダーとしての資質につながっていく。
上司が率先して行動するから、部下も「やる気」になり、上司が部下を庇ってくれるから、部下は「この上司の為に」という気持ちになる。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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言葉巧みに決断を求めて、後で何か問題が起きたら「決めたのは、そっちの方だろ!」と責任を逃れ、相手の所為にする。そういう誠意なき姿勢では、組織やチームにとって、あるいはプロジェクトにとって、いい仕事などできるはずがない。

このドラマの主人公のように、自らが進んでリスクを引き受ける姿勢が、相手や自分の周りの人々の気持ちを動かす。
また、この主人公は自分の部下に対しても同様、たとえトラブルやミスがあったとしても部下に押し付けることなく、部下がピンチの時は自分が矢面に立ち、リスクを一緒に背負うという姿勢が、組織やチームをひとつにまとめ、目指す方向に牽引していくリーダーとしての資質につながっていく。
上司が率先して行動するから、部下も「やる気」になり、上司が部下を庇ってくれるから、部下は「この上司の為に」という気持ちになる。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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神は細部に宿る【後編】
当然、それ以降の改善・改革活動にも現場がそっぽを向き、本当に良いことを
しようとしても進められなくなってしまいます。
まして、同じテーマの施策が必要だと提案しても、
「それは以前にやっている。やれている。」と却下され、改善の機会を
逃してしまいます。

これまで、数え切れないほどこういう言葉を聞きましたが、そのたびに、
現状の姿を追加で分析し、まとめ、提案するというステップを踏んできました。
その原因をさかのぼると、大体は、現状把握が不十分で、細部まで問題を
分析しきれていないことや施策を細部まで詰め切れていないことに行きつきます。
特に、このような現象が起こるのは、検討期間が限られて(実際には、
活動するという意思決定が遅くなり、自ら検討期間を短くしてしまっているのですが)
いることがほとんどです。
結局は、手戻りが発生してしまうので、不十分な状態で施策を導入し、
形だけ繕ってしまうという悪循環を生んでいます。
「簡素化」を「手抜き」にしないために、細部にまで気を配ることが重要です。
もし、検討リソース(期間、人、金)が十分でない場合は、リソースに合わせて対象を
絞ることを強く推奨します。

アメリカでは「細部に悪魔が宿る」と言われています。
細部が悪魔になるのか神になるのかは自分達次第なのです。
(おわり)
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まして、同じテーマの施策が必要だと提案しても、
「それは以前にやっている。やれている。」と却下され、改善の機会を
逃してしまいます。

これまで、数え切れないほどこういう言葉を聞きましたが、そのたびに、
現状の姿を追加で分析し、まとめ、提案するというステップを踏んできました。
その原因をさかのぼると、大体は、現状把握が不十分で、細部まで問題を
分析しきれていないことや施策を細部まで詰め切れていないことに行きつきます。
特に、このような現象が起こるのは、検討期間が限られて(実際には、
活動するという意思決定が遅くなり、自ら検討期間を短くしてしまっているのですが)
いることがほとんどです。
結局は、手戻りが発生してしまうので、不十分な状態で施策を導入し、
形だけ繕ってしまうという悪循環を生んでいます。
「簡素化」を「手抜き」にしないために、細部にまで気を配ることが重要です。
もし、検討リソース(期間、人、金)が十分でない場合は、リソースに合わせて対象を
絞ることを強く推奨します。

アメリカでは「細部に悪魔が宿る」と言われています。
細部が悪魔になるのか神になるのかは自分達次第なのです。
(おわり)
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神は細部に宿る【前編】
「神は細部に宿る」、西洋のことわざのようで出所は諸説ありますが、
建築家のミース・ファンデルローエの言葉としてよく知られています。
改善・改革活動をしているとこの言葉をふと思い出します。

先日も、
「簡素化しないと現場に導入することはできない。だから、簡素化すべきなのだ。」
という意見がいろいろなところから聞こえてきました。
当然、最前線で顧客の様々な要望に応えている現場に無理難題を押し付けることは
現実的ではなく、施策を簡素化し、運用しやすくするのは大賛成です。
でも、ちょっと待って、それほど深く検討もしていないのに・・・、
そもそも、検討そのものを簡素化しようというようにしか聞こえませんが・・・。

改善・改革活動を実施する上でやってはいけないことは、当初の目的通りの効果が
得られていないにも関わらず、施策を導入したことに満足してしまうことです。
さらに、たちが悪いのは、経営層には、施策を導入して効果も出た
(都合のよいデータだけを見せられれば、意外と定量的なデータをもってしても
誤認識されるものです)と報告してしまい、まじめに現場のフォローができなくなることです。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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改善・改革活動をしているとこの言葉をふと思い出します。

先日も、
「簡素化しないと現場に導入することはできない。だから、簡素化すべきなのだ。」
という意見がいろいろなところから聞こえてきました。
当然、最前線で顧客の様々な要望に応えている現場に無理難題を押し付けることは
現実的ではなく、施策を簡素化し、運用しやすくするのは大賛成です。
でも、ちょっと待って、それほど深く検討もしていないのに・・・、
そもそも、検討そのものを簡素化しようというようにしか聞こえませんが・・・。

改善・改革活動を実施する上でやってはいけないことは、当初の目的通りの効果が
得られていないにも関わらず、施策を導入したことに満足してしまうことです。
さらに、たちが悪いのは、経営層には、施策を導入して効果も出た
(都合のよいデータだけを見せられれば、意外と定量的なデータをもってしても
誤認識されるものです)と報告してしまい、まじめに現場のフォローができなくなることです。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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