製造業は希望が持てる【4連載:その3】
弊社のお得意様は大手製造業が元々多いのですが、人間的には優秀な人が多いのです。その方々から良く聞かされる言葉に、「全体最適が大事だが、中々そうならない。会社全体から見ると損しているのが判っていながら、手が打てない仕組みになっている」と。

勿論その社員の方は始めから気が付いていますし、何とかしたい気持ちは在るのですが、組織の壁があり縄張りを超えて、ああしたら良い、こうしたら良いとは言いにくいと。それは良く解ります。私もその世界に居れば、間違い無く同じ思いで居る事でしょうから。何ともならない経験が続くと、その内諦めて来ます。習い性になり、余計な事を言わなくなり、その企業特有の文化が出来ます。私も経験しています。トップといえども文化を壊す事は至難の業です。
この何年かはそんな議論を折に触れてやって来たものです。
ところが最近は、「間接の効率化をしましょう」と言わなくてもいいのではないかと思い始めています。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
~・~・~・~・~
本年のブログ更新は今回で終了です。ご愛読いただきまして、どうもありがとうございました。
なお、年明けは2日から更新予定です。変わらずご愛読いただきますようよろしくお願いいたします。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えください!
関連商品: 「事業構造改革」コンサルティング
弊社HP掲載:http://www.jbc-con.co.jp/consul_service/pdf/STC02.pdf
イプロス掲載:http://www.ipros.jp/products/141048/016/
困ったときはここ!「 ビジネス解決の玉手箱」
http://www.jbc-con.co.jp/consulting/index.html
コンサルティングのお問い合わせ先:
bca@jbc-con.co.jp にお気軽にお問い合わせください

勿論その社員の方は始めから気が付いていますし、何とかしたい気持ちは在るのですが、組織の壁があり縄張りを超えて、ああしたら良い、こうしたら良いとは言いにくいと。それは良く解ります。私もその世界に居れば、間違い無く同じ思いで居る事でしょうから。何ともならない経験が続くと、その内諦めて来ます。習い性になり、余計な事を言わなくなり、その企業特有の文化が出来ます。私も経験しています。トップといえども文化を壊す事は至難の業です。

この何年かはそんな議論を折に触れてやって来たものです。
ところが最近は、「間接の効率化をしましょう」と言わなくてもいいのではないかと思い始めています。
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製造業は希望が持てる【4連載:その2】
さあ、そうなると問題は間接の生産性です。ずっと言われ続けているところの日本企業の意思決定の遅さ、組織の壁、冗長な手続き等々で評されるホワイトカラーの生産性の低さは、日本の企業の代名詞のように言われています。ここにメスを入れる好機がやって来たのではないかと時々考えてしまうのですが。
勝てる見込みが立てば逆にやる気が出て、今度こそは本腰を入れて、仕事の仕方を変えようとする、それこそ文化を変えるつもりで組織ぐるみ、企業ぐるみで変える気が起きるのではないか、と芯から思う時があります。しかし欧米でも、組織の壁は在りますし、トップダウンで決めるが故に、横の組織との連携はやはり難しく、根回しは必要であることに変わりが無いそうです。日本に在る外資系の企業で見聞きしただけですが、しかし、かの国の人に聞いても否定はしませんでした。

それでもスピードが違うのは否定できないようです。民族性の違いなのか判りませんが。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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それでもスピードが違うのは否定できないようです。民族性の違いなのか判りませんが。
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製造業は希望が持てる【4連載:その1】
日本の製造業の現場がデジタル技術の発達により大きく変わって来ていると言われています。3Dプリンターなどを使えば、簡単に試作部品を製造できます。
また、桁違いに安いコストで効率的な多品種少量生産が出来るようになり、飛躍的な開発期間短縮も可能になります。場所を取る高価な設備や社員を抱えて大量生産を追求して来た製造業のあり方が、変わりつつあります。多くの識者が日本の製造業は蘇るのではないかと口々に言います。新製品のデザインが出たら、短期間でいとも簡単に具現化できる、革命ともいえる時代が来たのです。つまり、製品を市場に出すまでのトータルで考えると、日本で製造しても、コストと時間から見て、充分競争力があるのではないかと言われ始めています。
そうなると益々日本企業の商品力の強みがより一層発揮し易くなり、グローバル市場で勝てる筈と思う訳です。産業機械、一個作りの世界、装置産業は元々強いのですから。
(次回へ続きます。お楽しみに!)
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そうなると益々日本企業の商品力の強みがより一層発揮し易くなり、グローバル市場で勝てる筈と思う訳です。産業機械、一個作りの世界、装置産業は元々強いのですから。
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自分で決めた「ものさし」で仕事の成果を計る【後篇】
日々の自分の仕事の成果をまずは自分なりに分かる「ものさし」で計る習慣を作っていくことです。「ものさし」とは、成果、達成度がわかる基準であれば何でも構いません。時間、頻度、大きさ、長さ、量、・・・。重要なことは「ものさし」には「単位と目盛り」が必要だということです。「単位」とは、即ち、時間であれば「分、秒など」、頻度とあれば「回、度など」、大きさであれば「㎡、m3(立方メートル)など」、・・・。もうひとつの「目盛り」とは、即ち、デジタル的な数値での刻み「1、2、3、・・・」という単純なものです。
ここで気をつけなければいけないのが、あいまいな感覚での割合やパーセント表現する人が意外と多いですが、こうした数値は、一見、デジタル的に数値化されたように思えるのですが、経験的に、実はまったく裏付けのない数値だと疑った方がいい場合がほとんどです。
その後、自分だけではなく、部門のメンバー、あるいは、事業所、さらにはその企業の誰もが理解できる共通の「ものさし」に変更、統一して、『企業の「ものさし」=(経営の「ものさし)』を設定して、計画的に仕事を進め、目標とした成果を残せるような仕事のやり方を築き上げる取り組みが必要と考えます。
最近、KPI(評価指標)ということを紹介した書物も多く出回り、一度は、こうした教科書を参考にした管理手法に挑戦された方もいらっしゃると思いますが、実際の現場では、なかなか教科書通りにものごとが当てはまらないことが多いです。
なぜならば、教科書には、自社の実力がどのレベルにあるかを考えないで、一般的な管理項目が紹介されているからです。
基本的に、管理とは、自分自身の実力に合わせて行なうものです。
身の丈に合った自分なりの「ものさし」という考えで、仕事の成果を計ることから始めてみてはいかがでしょうか・・・。
(おわり)
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その後、自分だけではなく、部門のメンバー、あるいは、事業所、さらにはその企業の誰もが理解できる共通の「ものさし」に変更、統一して、『企業の「ものさし」=(経営の「ものさし)』を設定して、計画的に仕事を進め、目標とした成果を残せるような仕事のやり方を築き上げる取り組みが必要と考えます。
最近、KPI(評価指標)ということを紹介した書物も多く出回り、一度は、こうした教科書を参考にした管理手法に挑戦された方もいらっしゃると思いますが、実際の現場では、なかなか教科書通りにものごとが当てはまらないことが多いです。
なぜならば、教科書には、自社の実力がどのレベルにあるかを考えないで、一般的な管理項目が紹介されているからです。
基本的に、管理とは、自分自身の実力に合わせて行なうものです。

身の丈に合った自分なりの「ものさし」という考えで、仕事の成果を計ることから始めてみてはいかがでしょうか・・・。
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