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思いやりの精神

思いやりが「ある」とか「ない」とか、「思いやり」と言う言葉は世の中の至る所で耳にします。
では、思いやりとは一体何でしょうか?

思いやりという言葉を辞書で調べてみますと
「他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。」とあります。
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要は、相手に何をしてあげたら喜んでくれるか相手の立場に立った行動をとるという解釈ができます。

では、会社組織での「思いやり」とは何でしょう?
・会社の目的・目標に向かって、互いに助けあい実現しようとする事
・部下上司の関係では、上司は部下を知り、一人一人を活かそうとする事
・部下は上司の思いを汲み取り組織に貢献しようとする事

などではないでしょうか。

以前、靴下で成功し業績を伸ばされている会長のセミナーでお話を伺った時に
一番大切な事は、「考え方(思い)を共有出来る人(組織)を作る事」と仰っていました。
世間の会社の幹部の多くは、「強い組織・成果が出せる組織を作りたい」と考えていらっしゃると思いますし、強い組織を作るための方法を模索されているでしょう。
強い組織を作るための方法は諸説あり、どれも間違いではないし、必要だと思います。
ですが、根本的に必要なのは、全員が「思いやり」を念頭に置いて「会社(仲間)にとって喜ばれる事を互いに思い、助け合い行動する」という基本的な精神なのだろうと私は考えています。
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日本の伝統精神「思いやり」は、忙しい(心を亡くす)と忘れてしまいがちですが、根本的なこの精神を常に思って行動する小さな事の積み重ねが、後々の会社を発展させる大きな事につながると思いますがいかがでしょうか。

(おわり)

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Back-to-basics 【後編】

それでは、どうすれば良いか。
日本においても基本を学ぶ場は増えてきたので、有効に利用するべきである。 繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120704152153
例えば、APICS
サプライチェーンのグローバルスタンダードな知識体系を提供し、グローバルに通用する資格試験を実施している。 日本では2年程前から日本生産性本部が推進し始め、弊社も教育部分で関与している。 現在成功しているグローバル企業の多くは、このAPICSの知識体系を基礎として持つ方々がマネジメントやオペレーションを組み立ている。
一方で、それをやってこなかった日本企業はグローバルな競争下で軒並み苦戦している。APICSに関して言えば、世界的にみて日本は50年の遅れを取っており、この差が今の状況をもたらしている一因かもしれない。

SCCのSCORについても同様である。
サプライチェーンの共通言語は知っておいてしかるべきである。 一度使ってみると、その良さを実感することであろう。

また、バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)のワーキング活動に参加して、基本と応用を行ったり来たりしながら自己研鑽していく手もある。
これらに取り組み、APICSの知識体系やSCOR等をマスターしておくと、今後発生するであろうビジネス課題に立ち向かう際の拠り所を持つことができる。繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120704152213
スウィングに悩んだら30ヤードのピッチングに立ち返るのと同様に。

(おわり)

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Back-to-basics 【前編】

「何事も基本が大事である」ことは誰もが理解している。
ゴルフだって、野球だって、テニスだって、いかなるスポーツにも基本はある。
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基本がしっかりしているか否かは明らかに結果として現れる。
これはビジネスでも同じである。

ゴルフの宮里兄弟は30ヤードのピッチングで基本を養い、坂田塾では6番アイアン、片山選手は9番アイアンで基礎を固めた。
それではビジネスパーソンはどうだろう。

教育はOJTが中心とばかりに、基本を学ぶことなく応用に取り組む。
一見、早くて効率的な教育にも見えるが実際はそうだろうか。
従来の延長線上でビジネスが成り立っているうちは良いが、ビジネス環境が大きく変化した際に、はたして対応できるか。
砂上の楼閣、それが問題である。 繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120704152131
基本がしっかりしていないと、環境が変化して課題が従来のものから変わった時に的確に対応することができない。 直ぐに答えを知りたがり、自ら深く考える事ができないのである。

(次回へ続きます。お楽しみに!)

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戦いの原則

経営戦略、ランチェスターの法則、ロジスティクス等、もともとは軍事学の領域であった手法が、その後、企業経営の中へと転用されたものは多い。企業間競争に勝利するために、どこを攻めるか、そのための部隊をどう配置するのかを決め(戦略)、配置された部隊でどう戦うかの方法を決める(戦術)ことは欠かせない。この「戦略」や「戦術」という言葉は、まさに軍事学そのものである。そこでふと、原点となった軍事学に触れてみたくなった。繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120626152111
「世界の歴史を変えた名将たちの決定的戦術」(著者:松村劭氏)という本の中に、軍事作戦を成功させるための原則として、英国陸軍軍人フラー少将がまとめた『戦いの九原則』が紹介されている。これは、1920年に軍事学の理論的な基盤として発表され、翌年、米国の戦争省訓練規則の中に正式に採用されたそうである。
その原則とは。

1.目標の原則:どんな事態でも、つねに目標を見つめる。
2.統一の原則:一人の指揮官に指揮をまかせる。
3.主導の原則:主導権を握り、握ったら放さない。
4.集中の原則:決定的チャンスに全力を集中する。
5.奇襲の原則:秘匿と速度によって敵の裏をかく。
6.機動の原則:速度と策略によって敵を窮地におとしいれる。
7.経済の原則:戦力を遊ばせない。だが予備は準備する。
8.簡明の原則:目標と方針が明快である。
9.警戒の原則:どんな有利な状況でも、警戒を怠らない。

この原則は、フラー少将自らが、実戦を通じて経験したことを集めて傾向性を見つけ出し、凝縮したものなのだろう。その後も米陸軍の野戦教範に改良の上採用され続けているそうである。生きるか死ぬかの狭間で、決断を下す指揮官の作戦方針を決める拠り所として活用されていたのだと思うと、この原則の力強さを感じる。繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120626152142
戦争は勝利を追い、企業は利益を追う。どちらも、脅威となる敵に打ち勝つという点では、本質的に似たところがあるはず。勝利への作戦立案にあたり、考え方の基盤として活用される「戦いの原則」に触れてみて、改めて、軍事学の考え方は、広く人間社会の中で活用できるものと思った次第である。それは過酷な実体験の中から勝利するための本質を追究して生み出された結果なのだから。

ところでみなさんの会社の戦略・戦術は、戦いの原則に反するような事態になっていませんか?

(おわり)

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経営コンサルティング企業として、日本におけるSCM改革をリーディングしております。
また最近では、「X-Chain Mangement(エックスチェーンマネジメント)」という新しい経営手法を開発して、お客様の事業の成功に貢献しております。

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