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一緒に泥にまみれよう

現場での成果出しに向け、活動関係者全員が泥に手を突っ込み、
血眼になってドジョウを探しているか?
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成果がでていない活動の多くは、
「現場にお任せ状態」、「現場がやるべきでしょ?」
・・・これでは成果が出るはずもない。
現場はやはり忙しい。どうしても目先の仕事が優先にもなる。

現場を支援する側は、
現場の「やりたいけど・・・今はやれない事由」を心で理解したい。
心で理解すれば一緒に泥にまみれたくなる。
その際、上位職者は片手間でない支援体制整備を仕事としたい。
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一緒に泥にまみれ、得られる効果は計り知れない。

(おわり)

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【theme : 頑張りまっしょい!
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技能伝承~情報化困難なものを伝える 3連載:その3(最終回)

技能を身につける為にも、五感を鍛えることが必要であるが、五感を鍛える為には繰返し経験することが必要になる。現代人は、情報化社会の中で生活している為に、あまり自分の感覚に自信を持てないようである。最近は、食事をするにもグルメ情報誌やインターネットのグルメサイトなどの評判や口コミの情報にたよることが多い。繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120508134105
これも、自分の感覚に自信が無い表れと言える。また、テレビの情報番組で何がおいしいという情報が流れると次の日に売切れが続出するのも、自分の感覚よりも情報に頼っている為である。

ではどうしたら五感を鍛え、自分の感覚に自信をもてるだろうか。これには、継続的な訓練と、失敗や成功の体験を多くするしか方法はない。単純にコストの視点に見れば失敗経験は何も成果を生まないので価値がゼロに等しいと見えるが、技能を蓄積する視点で見れば、失敗経験はゼロどころか大きな財産となる。経営的にはこういった失敗経験を将来への投資と考えることが必要である。
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景気回復の兆しもなかなか見えない今日ではあるが、これから日本の社会がよくなるためには、企業は技能を高めて、高い技能を活用した製品やサービスを社会に提供することが必要である。また、一方で消費者や市場も、高い技能で提供された製品やサービスの価値を見極める(感じる)力をもつことも必要である。価格やスペックなどでは表せない(情報化できない)価値を見極めるには、消費者にも五感を鍛える訓練が必要である。

情報化社会の現代では、技能や技による価値が、目に見えない妖怪やお化けのように、存在しないものとされ、消えてしまわないように気をつける必要がある。

(おわり)

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技能伝承~情報化困難なものを伝える 3連載:その2

職人や匠の技と呼ばれる技能は、言葉では言い表せない感覚(五感)やタイミング、間(ま)などが重要な要素とである。以前テレビのドキュメンタリー番組で見た、板金工の技能もミクロン単位の精度を保っていたが、鉄板を打ち付ける力加減や角度などを数値化(データ化)することはほとんど不可能である。仮にデータ化し機械化できたとしても、その機械の開発コストや維持コストが膨大になってしまうであろう。
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こういった職人の技能は五感を通じてその職人に経験知として蓄積される。医学的に正しいかどうかわからないが、これらの経験知は情報として脳にだけ蓄積されるのではなく、皮膚や筋肉にも五感で感じた経験知が蓄積されていると思われる。ただし五感による経験知の蓄積には時間が掛ることは明らかである。スポーツの世界でも反復練習を重要視することも同様の理屈である。

先にも述べたように、情報化された実態には、情報化されていない要素がたくさん含まれている。しかし多くの情報を処理しようと思えば、それらの存在は全く無視される。ニュース等でも「首相がなんとかと言った」とそれだけが報道され、その背景や原因などは伝わらないケースが多い。多くの入力情報を処理しようと必死になればなるほど、うわべだけ情報に振り回されることになる。ましてや未処理の情報をためこむと、精神的にもストレスがたまり、正しい処理ができなくなる(消化不良)になる恐れがある。

情報は保存がしやすく、伝達が容易である。そのため作業手順などマニュアル化されることが多い。しかしマニュアル通りではうまくいかないケースがある。
特にサービス業や営業職、高度な技能職など専門性が高くなるほどマニュアル化できない情報が増えていく。しかし、これらの技能は伝承していかなければいけない。
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したがって、情報を元に訓練や教育を通じて経験を積ませることが重要になってくる。
経験を積む際に、情報化されない、五感による情報を経験知として蓄積させるのである。五感を使って、というところが現代人は特に苦手である。現代の学校教育がペーパーテスト(情報による試験)に偏重してきた結果と思われる。五感を鍛え、自分の感覚を信じる訓練がされていないのである。

(次回へ続きます。お楽しみに!)

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技能伝承~情報化困難なものを伝える 3連載:その1

今年、「ゲゲゲの鬼太郎」の著者、漫画家水木しげる先生は卒寿を迎えられた。
2年前にブームになった「NHK朝の連続テレビ小説、ゲゲゲの女房」も現在、再放送されている。
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しかし、現代人はほとんど妖怪やお化けの存在を信じてはいない。
そう言う自分も信じているかと言えば疑わしい部類である。文明の進化に伴い闇夜が世間から無くなったことも大きな原因だろう。私が子供のころ(30数年前)は、夜中には神社やお墓などに行かなくても暗闇が存在した。そこでは言葉にできない何かの存在を感じることもできた記憶がある。

そもそも目に見えないものを人に伝えることは難しい。つまり情報化が難しいということである。情報とは五感のうち、主に視覚と聴覚に頼っている部分が大きい。
あとの味覚、嗅覚、触覚は情報化が困難である。情報化されたとしても、「甘い・辛い」とか「熱い・冷たい」といったように抽象度が高くなる。視覚や聴覚により情報化されたものも、言語により一般化され付随する多くの情報が省略される場合が多い。

例えば、ここに二匹の犬がいるとしよう。「二匹の犬」と言えば皆さん頭の中で犬のイメージを想像することができる。でもその犬がチワワかブルドックかは判らない。繧ケ繝ゥ繧、繝・_convert_20120508133951
ではもう少し情報を足して「ここにチワワとブルドックがいる」と言ってはじめて、どんな犬種かは伝わるが、どんなチワワかブルドックかは伝わらない。
言語などにより情報化された事実は、情報化されないものを多く含んでいるのである。

ビジネスの世界では技能伝承が課題として取り上げられることが多くなってきた。
団塊の世代が大量退職し経験をもった技能職が企業から多く去ったことが原因である。また一方で、大学進学率が高くなり高学歴化することで、技能職を志して技能を継承する人材も減少したことも要因の一つである。

(次回へ続きます。お楽しみに!)

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「マネジメント」とは人を育てること

ビジネスの世界で、「管理」という言葉があいまいに使われているという指摘がしばしばなされます。少し調べる機会がありました。
日本語の「管理」は英語でいうところの「マネジメント」と「コントロール」をいっしょくたにしていることに問題がある、との指摘もあります。
では「マネジメント」と「コントロール」はどう違うでしょうか。
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マネジメント:Do Right things(正しいコトをする)、最適な状態にする、成し遂げる
コントロール:Do Things Right(コトを正す)、欠点を直す、欠陥を治す

さらにいうと「コントロール」には「人を枠にはめる」ニュアンスがあるのに対し、「マネジメント」には「人を育てる」意味が含まれているとのこと。
なるほど。
皆さんの組織ではマネジメントは人を育てることにどれだけ注力しておられるでしょうか。
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「筋肉質の経営」という言葉もありますが、それは、即戦力の人材だけ残して仕事することではなく、人を育て、会社としての筋肉を作り続けることのできる経営ですよね。

(おわり)

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Author:日本ビジネスクリエイト
経営改革、業務改革、現場改革、システム実現支援などの総合的なコンサルティングを提供しています。特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強みを持ち、SCM/CVM領域でのパイオニアとして認知され、また公益事業向けコンサルティングにおいても実績があります。

経営コンサルティング企業として、日本におけるSCM改革をリーディングしております。
また最近では、「X-Chain Mangement(エックスチェーンマネジメント)」という新しい経営手法を開発して、お客様の事業の成功に貢献しております。

【ホームページ】: http://www.jbc-con.co.jp/

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